漫画家まどの一哉ブログ
「めまい」
映画
「めまい」 1958年 アメリカ
監督 アルフレッド・ヒッチコック
出演 ジェームズ・スチュアート、キム・ノヴァク
これが有名な「めまい」か。昔の映画は観やすい。
高所恐怖症が話のポイントになっているのだが、そのわりにはさほどふれられていなくて、じっさいめまいのシーンなどほとんど登場しない。それでも主人公がなぜ高所恐怖症になったか、そもそもの事件から始まっている丁寧さ。
前半はキム・ノヴァク演じる妖艶な美人妻の、心霊に憑かれているかのような不思議な行動。いやいやこれはミステリーだから何かわけがあるよ。と思っていると、謎の美人妻はおはなしの途中であわれ塔から落ちて死んでしまう。
これはおかしい、なにか裏がある。という気持ちを抱きながら後半へ。
やはり娯楽作品で、美しいヒロインを登場させるからには、ラブロマンスは不可欠の要素なのだろう。死んだ美人妻そっくりの女が登場し、事件の謎について気がかりなまま、表面上ラブロマンスを追いかけているといった具合。先ず観ているわれわれにヒロインの正体が分かり、その後主人公の男にもバレるという順番で、クライマックスへ。もちろん危険がいっぱいの高い高い鐘楼の上、なんせ高所恐怖症だからな。とはいっても高所恐怖症の克服に悩む場面は無く、主人公は病をやすやすと克服したと思ったらラストは重大事が簡単に起きて、あっというまに終わってしまうのが、昔の映画のあっさりしているところか。おもしろかった。
「めまい」 1958年 アメリカ
監督 アルフレッド・ヒッチコック
出演 ジェームズ・スチュアート、キム・ノヴァク
これが有名な「めまい」か。昔の映画は観やすい。
高所恐怖症が話のポイントになっているのだが、そのわりにはさほどふれられていなくて、じっさいめまいのシーンなどほとんど登場しない。それでも主人公がなぜ高所恐怖症になったか、そもそもの事件から始まっている丁寧さ。
前半はキム・ノヴァク演じる妖艶な美人妻の、心霊に憑かれているかのような不思議な行動。いやいやこれはミステリーだから何かわけがあるよ。と思っていると、謎の美人妻はおはなしの途中であわれ塔から落ちて死んでしまう。
これはおかしい、なにか裏がある。という気持ちを抱きながら後半へ。
やはり娯楽作品で、美しいヒロインを登場させるからには、ラブロマンスは不可欠の要素なのだろう。死んだ美人妻そっくりの女が登場し、事件の謎について気がかりなまま、表面上ラブロマンスを追いかけているといった具合。先ず観ているわれわれにヒロインの正体が分かり、その後主人公の男にもバレるという順番で、クライマックスへ。もちろん危険がいっぱいの高い高い鐘楼の上、なんせ高所恐怖症だからな。とはいっても高所恐怖症の克服に悩む場面は無く、主人公は病をやすやすと克服したと思ったらラストは重大事が簡単に起きて、あっというまに終わってしまうのが、昔の映画のあっさりしているところか。おもしろかった。
PR