漫画家まどの一哉ブログ
選挙戦の不思議
まもなく参院選が公示されるが、自分の住む街ではつい昨日まで市議選の真っ最中で、今日が投票日だ。その市議選だが、あいも変わらぬ街宣車による名前の連呼で、うるさいことこの上なかった。単なる名前の連呼など、なんの意味があるのかと言われ続けているが、自分が小学生の頃からまったく変わっていない。ということは、この方法が一番効果があって、他にないのだ。
不思議なのはそんな選挙運動のさなかでも、選挙のプロによると候補者が今、当落ラインのどのあたりにいるか、正確に分析できるらしいことだ。民意といわれてもバカにされた話。
しかし皆が皆、候補者の制作内容を聞き、吟味し、あるいは論を闘わせ、闘わせるにあたっては相手の意見を良く聞き、自分でも熟考し、冷静に清き一票を投じるかといえば、そんなことは絶対にない。
したがって大音によって名前を有権者の脳内に刻み込むのが、いちばん有効な選挙活動。また投票日が近づくと「必ず投票にいきましょう」コメントのみが乱発される。これが正しい代議制というものである。
不思議なのはそんな選挙運動のさなかでも、選挙のプロによると候補者が今、当落ラインのどのあたりにいるか、正確に分析できるらしいことだ。民意といわれてもバカにされた話。
しかし皆が皆、候補者の制作内容を聞き、吟味し、あるいは論を闘わせ、闘わせるにあたっては相手の意見を良く聞き、自分でも熟考し、冷静に清き一票を投じるかといえば、そんなことは絶対にない。
したがって大音によって名前を有権者の脳内に刻み込むのが、いちばん有効な選挙活動。また投票日が近づくと「必ず投票にいきましょう」コメントのみが乱発される。これが正しい代議制というものである。
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