漫画家まどの一哉ブログ
「月刊架空1月号」出来
いつもながら編集長の巻頭言は名文だ。大震災で西野空男は精神的に疲弊・消耗し、斎藤種魚は現実に被災し、ワタクシは関係ない家庭的事情で精神的に不安定となって、全く創作活動に従事できていない。さすがに甲野酉さんは落ち着いているようだがどうなのだろうか。
「キクチヒロノリ特集」に寄せられた文章では、堀さんのものが素直によかった。それにしても漫画という分野は、ストーリーと絵の比率がどんな割合でも成立してしまう分野だな。キクチさんのデザイン遍歴を読んでも、あの独特のデフォルメがどこから来るのか謎のままだった。
自分は今回ひさびさに登場の香山哲と炭子部山貝十のコミカルなデフォルメが大好きで、おおいに親近感を持つ。ところがキクチ氏のデフォルメはそのギャグ漫画の安心感を破壊する力があって、そういえばエルンストといわれてぼんやり繋がったかもしれない。
ところで甲野酉「未踏」が、こんなに超能力自体の話になるとは驚いたが、この描線は余計な力が抜けていて、非常に馴染みやすい。
さて「西遊」だが、次回分は完成していて、後一回最終話を描けば完結である。努力します。
「キクチヒロノリ特集」に寄せられた文章では、堀さんのものが素直によかった。それにしても漫画という分野は、ストーリーと絵の比率がどんな割合でも成立してしまう分野だな。キクチさんのデザイン遍歴を読んでも、あの独特のデフォルメがどこから来るのか謎のままだった。
自分は今回ひさびさに登場の香山哲と炭子部山貝十のコミカルなデフォルメが大好きで、おおいに親近感を持つ。ところがキクチ氏のデフォルメはそのギャグ漫画の安心感を破壊する力があって、そういえばエルンストといわれてぼんやり繋がったかもしれない。
ところで甲野酉「未踏」が、こんなに超能力自体の話になるとは驚いたが、この描線は余計な力が抜けていて、非常に馴染みやすい。
さて「西遊」だが、次回分は完成していて、後一回最終話を描けば完結である。努力します。
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