忍者ブログ

漫画家まどの一哉ブログ

   
つげ義春ミニ原画展その他

 

中野タコシェで西野空男氏たちと合流してみると、なんと「架空」最新号にとある問題箇所が発生しており、詫び状を挟み込んで記事文にシールを貼るという作業を手伝ったのだった。そんなこともあり、なんとなく落ち着かないカンジで渋谷へ移動し、「万力のある家」で開催されている「つげ義春ミニ原画展」イベント:小林坩堝×高野慎三対談へ遅れて参加した。

 

気鋭の若手詩人である小林坩堝が、つげの名作「海辺の叙景」を題材に、吉行淳之介の小説作品との共通点をさぐるといった内容。「海辺の叙景」はつげ作品の中でも第一に人気のある作品だが、実は自分は一番苦手な作品である。また吉行淳之介の小説世界もけっして馴染めるものではない。

 

坩堝さんはつげの表現が風景を大きく描き、人物は点景であること。風景の中に人物が埋没する描き方で、より男女の情交を表現していることなどが、吉行の小説作品にもみられるところなどを発見した。ここらあたりが坩堝さんの好みなのであろう。こういったところが「海辺の叙景」が多くのファンを集める理由なのか高野さんに問いただすと、それは違っていて単に恋愛漫画だからだということだった。

 

つげ義春のカラーイラストや漫画のエスキースが展示されていたが、「架空」の件で、自分までなにやら慌てた気分で見ていた。(25日は休み、29日まで。http://manriki.sanpal.co.jp/)

拍手[0回]

PR
  
カレンダー
11 2017/12 01
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
フリーエリア

「世の終りのためのお伽噺」
アックスストア
「洞窟ゲーム」
アックスストア 西遊
「西遊」
amazon ヨドバシ.com
アックス75号
アックスストア

祭り前

秘密諜報家
最新コメント
[08/13 筒井ヒロミ]
[02/24 おんちみどり]
[05/10 まどの]
[05/10 西野空男]
[01/19 斎藤潤一郎]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
madonokazuya
性別:
非公開
自己紹介:
漫画家
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
カウンター
カウンター
フリーエリア
Copyright ©  -- まどの一哉 「絵空事ノート」 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]