漫画家まどの一哉ブログ
自作怪奇幻想小説(1964年)
同じ紙に東京オリンピックの漫画が描かれてあるから、
おそらく自分が6~7歳の頃に書いたものでしょう。
おもしろいからアップしてみました。シリカゲル…(笑)
冒険小説
「赤く光る不思議な少年」
1:10月2日酒井という新聞記者が、日本の離れ小島へ行ったとき、赤く光る不思議な島を見つけた。酒井はすぐその島へ行ってみた。木も草も赤く光っている。
2:酒井がその草にさわると、酒井の身体が小さくなり、声の出ない真っ赤な少年になってしまったのだ。その三日前に、赤いダイヤモンドがその島に流されたという。しばらくすれば隊員がダイヤモンドを探しにくるだろう。さて酒井はどうするか。
3:二・三日経つと隊員がやってきた。そしてダイヤモンドにシリカゲルをふった。すると酒井の身体が普通に戻った。でもまだ三・四人赤い少年が立っている。いったいどうしたのだろう。
なぜ赤い少年ができたのだろう。
なぜダイヤモンドにシリカゲルをふると、治ったのだろう。
……………。
つづく
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