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漫画家まどの一哉ブログ

   
手塚治虫雑感2
mixi過去日記より
キャラ

手塚の大人漫画はワキのキャラクターが秀逸。さすがにエンタテイメントだから主人公は美男美女キャラだが、まわりに出て来る有象無象となると、顔立ちがしつこくて味わいがある。たぶん実写から人物を起こしていると思われるが、デフォルメぐあいもマンガとしてのヌケがあって楽しい。凡百の漫画家は頭が漫画の中だけで完結しているから、自分の思い入れのあるカッコいいキャラを動かしているだけ。
エンタテイメントであるにもかかわらず、つげ忠男より見た目リアルなキャラを自由自在に動かせるということは、ニヒリスト手塚は現実世界をリアルに見ながら、エンターテイメントとしてのご都合主義に走れる才能の持ち主ということなのか?このスタンスとは?(つづく)
(この雑感は「MW」「奇子」など手塚の大人漫画を読み返してのものです。)

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