漫画家まどの一哉ブログ
「貧乏サヴァラン」 森茉莉
読書
「貧乏サヴァラン」森茉莉 著
食べることと料理が大好きな森茉莉の食に関するエッセイ。
久しぶりに森茉莉を読んだが、やはりハズレのない面白さ。ごくふつうの食材も絢爛豪華なご馳走に思えてしまう饒舌な文体。これがまたユーモラスで間違ってもグルメを気取ったところへ行かないのが楽しい。基本的に貧乏なのが理由だろうけど、貧乏な中でもこだわるだけこだわって食通を貫き通すのだ。愉快愉快。
すごく平たく言えば、本当にあった愉快な話のようなギャグエッセイのスタンスなのかもしれない。しかし文章が才気に溢れていて、とても読み捨てにできるようなものではなく、それでいてちっとも難しくない。これこそ絶品と呼ばれるべきものではありませんか。
夜は楽しくて眠れないけど、何が楽しいのか一向に不明と言ってるのがおかしい。
「貧乏サヴァラン」森茉莉 著
食べることと料理が大好きな森茉莉の食に関するエッセイ。
久しぶりに森茉莉を読んだが、やはりハズレのない面白さ。ごくふつうの食材も絢爛豪華なご馳走に思えてしまう饒舌な文体。これがまたユーモラスで間違ってもグルメを気取ったところへ行かないのが楽しい。基本的に貧乏なのが理由だろうけど、貧乏な中でもこだわるだけこだわって食通を貫き通すのだ。愉快愉快。
すごく平たく言えば、本当にあった愉快な話のようなギャグエッセイのスタンスなのかもしれない。しかし文章が才気に溢れていて、とても読み捨てにできるようなものではなく、それでいてちっとも難しくない。これこそ絶品と呼ばれるべきものではありませんか。
夜は楽しくて眠れないけど、何が楽しいのか一向に不明と言ってるのがおかしい。
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