漫画家まどの一哉ブログ
「ヘンテコノミクス」佐藤雅彦・菅俊一・高橋秀明 作
読書
「ヘンテコノミクス」
佐藤雅彦・菅俊一・高橋秀明 作
(マガジンハウス)
人は必ずしも経済合理主義的に行動するものではない。身近な暮らしの中の消費を題材に、行動経済学の面白さを愉快な漫画で解説。2017年初刊。
学習漫画といえばなんとなく粗製乱造的な面白くないものが多い印象があるが、これは漫画としてちゃんと面白く出来ている。とても初めて描いたとは思えない。もっとも佐藤雅彦の企画だから、経済学をお茶の間にわかりやすく届けるなんてことはおなじみの仕事かもしれない。
絵柄もオーソドックスなタッチを活かしてややレトロな雰囲気でよかった。世の中にはミニコミ含めてときどきこういった仕事があるから、学習漫画の世界も侮れない。なんでもやり尽くされたということはないのだ。
アンダーマイニング効果・極端回避性・プライミング効果などといっても、実は誰にでも思い当たる体験があり、それを描けるわけだから漫画化するには最適の素材。これを読めば行動経済学がバッチリ判った気になれるヨ。
「ヘンテコノミクス」
佐藤雅彦・菅俊一・高橋秀明 作
(マガジンハウス)
人は必ずしも経済合理主義的に行動するものではない。身近な暮らしの中の消費を題材に、行動経済学の面白さを愉快な漫画で解説。2017年初刊。
学習漫画といえばなんとなく粗製乱造的な面白くないものが多い印象があるが、これは漫画としてちゃんと面白く出来ている。とても初めて描いたとは思えない。もっとも佐藤雅彦の企画だから、経済学をお茶の間にわかりやすく届けるなんてことはおなじみの仕事かもしれない。
絵柄もオーソドックスなタッチを活かしてややレトロな雰囲気でよかった。世の中にはミニコミ含めてときどきこういった仕事があるから、学習漫画の世界も侮れない。なんでもやり尽くされたということはないのだ。
アンダーマイニング効果・極端回避性・プライミング効果などといっても、実は誰にでも思い当たる体験があり、それを描けるわけだから漫画化するには最適の素材。これを読めば行動経済学がバッチリ判った気になれるヨ。
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