漫画家まどの一哉ブログ
「アックス夏祭り」
ビリケンギャラリーで開催中の「アックス夏祭り」オープニングパーティーに参加。会場には各作家の展示作品とチャリティーうちわがズラリと。あらためて思うに、あたりまえだがみんな絵がうまい。ふだんアックス誌上ではモノクロの線画しか見ていない作家が、こんな色を使うのかと驚く。アックス本誌とはまた印象が変わる。杉山さん、堀さん、三本さんの作品がよかった。
シマトラさんや鳥子さんは漫画の1ページという体裁の作品だが、あらためて漫画家だなあと思う次第。私のうちわ絵もストーリーを含んでいるもので、私も含めて話がないと絵が描けないという資質だ。杉山さんの作品を見ると、小さな1枚の中にこれでもかと情報が細かく描き込まれているが、たぶん自分ならその情報量を数コマの時間の中に広げてしまうだろう(質的には杉山作品の情報は時間に置き換えられる種類のものではないけれども…)。
偏見で言うがこれがアックス以外の商業誌漫画家の展示であれば、いつもの人気キャラクターがまるで表紙絵のように1シーンを演じている様子といった作品になる気がする。そのへんが大いに違う「アックス夏祭り」。漫画家の絵を描く才能を発見することができる。17日まで。
http://seirinkogeisha.sblo.jp/
http://www.seirinkogeisha.com/
http://www.billiken-shokai.co.jp/
シマトラさんや鳥子さんは漫画の1ページという体裁の作品だが、あらためて漫画家だなあと思う次第。私のうちわ絵もストーリーを含んでいるもので、私も含めて話がないと絵が描けないという資質だ。杉山さんの作品を見ると、小さな1枚の中にこれでもかと情報が細かく描き込まれているが、たぶん自分ならその情報量を数コマの時間の中に広げてしまうだろう(質的には杉山作品の情報は時間に置き換えられる種類のものではないけれども…)。
偏見で言うがこれがアックス以外の商業誌漫画家の展示であれば、いつもの人気キャラクターがまるで表紙絵のように1シーンを演じている様子といった作品になる気がする。そのへんが大いに違う「アックス夏祭り」。漫画家の絵を描く才能を発見することができる。17日まで。
http://seirinkogeisha.sblo.jp/
http://www.seirinkogeisha.com/
http://www.billiken-shokai.co.jp/
PR