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漫画家まどの一哉ブログ

   
「硝子戸の中」 夏目漱石
読書
「硝子戸の中」
夏目漱石 著

年にひと月は病気に伏せるようになっていた漱石。去来する人々や懐かしい思い出をふりかえった随想集。
まだ老境というほどの年でもなく、この著作の後も名作長編をものにするわけだから悟ったようなところはない。それでも則天去私を理想とする漱石だから、人間関係における明朗さや偽らぬ真の心の交流を追い求めているようだ。しかし著名人として一読者など初見の人々とも触れ合わねばならないの立場では、これがいかに難しいか。つねに悩みの種といった有様である。

それとはべつに幼い頃のかすかな思い出を、小さな手がかりを元に探り当てようとする。当時から見ても東京の街はおおいに変わっていて、漱石が子供の頃の風情は既に失われてゆく風物。通った寄席や手にした本などを思い起こす。盛衰激し。

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