漫画家まどの一哉ブログ
「エティオピア物語」上 ヘリオドロス
「エティオピア物語」上
ヘリオドロス 作
(岩波文庫・下田立行 訳)
紀元後3世紀、古代ギリシャで書かれた本格物語小説。
誰もが目を見張る絶世の美女カリクレイア。勇猛果敢な美男の青年テアゲネス。ひと目見た時から愛し合うこの二人を主人公に、舞台はギリシャからエジプトまで。地中海を移動し、折り重なるように現れる盗賊・海賊の類。まさに波瀾万丈以外のなにものでもない。
主人公の二人は何度も離れ離れになり、彼らを支える囚われの青年や大神官の老人なども交えて物語は複雑化する。作者ヘリオドロスが神職を投げ打ってでも書きたっかたこの小説。根っからのストーリーテラーであったのだろう。今から見ると特段の特長も感じないが…、さてつづきは下巻で。
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- 2025/02/17 (Mon)
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